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COLUMN

  • 共有名義での固定資産税は誰が支払う?基本からリスク対策までの完全ガイド

財産を共有していると、固定資産税に関する法的な側面や責任について不安に感じることもあるかもしれません。
この記事では、共有名義での固定資産税は誰が支払うのか、共有名義ならではの固定資産税のリスクとその対策について解説します。
財産を共有している方で少しでも税金について不安がある方はぜひ参考にしてください。

共有名義と固定資産税の基本

共有名義

1.共有名義とは?

共有名義とは、複数の人が一つの不動産を共有する状態を指します。
例えば、夫婦が共同で土地や家を購入した場合や、兄弟が土地を相続した場合などがこれに該当します。
不動産を複数人で共有している状態を「共有名義不動産」と呼びます。

2.持分とは?

共有名義での不動産所有には「持分」という概念があります。
持分とは、共有している不動産の権利の割合を指すもので、相続で等分するときは法定権利分を持分とし、共同で出資した場合には出資金の割合がそのまま持分になることが一般的です。
登記簿謄本の権利部には、この持分と所有者名が記されます。

固定資産税

3.固定資産税とは?

固定資産税は、土地や建物などの不動産に課される税金です。
不動産の価値に応じて計算され、その額は年に一度、納付書として送られてきます。
単独名義の場合であれば名義人が支払えば済むことですが、共有名義の場合は税金の支払いに関しても共有者全員が関わるので複雑になることもあります。

4.固定資産税の計算

固定資産税は、不動産の評価額に応じて計算されます。
さらに共有名義の場合、各共有者は自分の持分に応じた費用を負担する必要があります。
例えば、AさんとBさんが共有名義で不動産を所有していて、Aさんの持分が3分の2、Bさんの持分が3分の1の場合、固定資産税が30万円であれば、Aさんは20万円、Bさんは10万円を支払う必要があります。

共有名義の固定資産税は誰が支払う?

共有名義での固定資産税の支払いには「代表者」を決める必要があります。
この代表者が税金を一括で支払い、その後で各共有者に持分に応じた費用を請求するのが一般的な流れです。
納付書は、代表者一人に送付され、その人が全額を支払います。

1.代表者の選定基準

自治体は、登記されている共有者の中から代表者を選ぶ際に、いくつかの要素を考慮します。
共有持分が一番多い人、不動産がある場所に住んでいる人、登記簿に記載している順番が早い人などが選ばれることが多いです。
代表者の選定基準は、自治体が固定資産税の未回収を防ぐためのものであるため、自治体が選んだ代表者ではなくても、共有者全員で話し合い、代表者を決めて自治体に申し出られます。

2.代表者の変更手続き

代表者を変更する場合、各自治体によって名前は異なりますが、「共有資産代表者選定届」等の書類を提出する必要があります。
届け出の締め切りは自治体ごとに異なるため、早めに手続きをすることをおすすめします。
代表者が変更された場合、新しい代表者が以後の固定資産税の納付責任を負います。

3.税額の確認方法

代表者以外の共有者も、固定資産税の額を確認する方法があります。
納付書は代表者にしか送られませんが、共有者間での話し合いや、自治体に問い合わせることで、自分の持分に応じた税額を把握できます。

共有名義での固定資産税のリスクと対策

単独名義とは異なり、共有名義では代表者が他の共有者から費用を回収する必要があります。
回収に時間がかかると、代表者だけではなく共有者全員に以下のようなリスクがあります。

1.延滞税の恐れ

固定資産税の支払いが滞ると、延滞税が発生します。
納付期限から1ヵ月間は年率2.4%、それ以降は年率8.7%の延滞税が加算されるため、早急な対応が求められます。
延滞税は代表者だけでなく、共有者全員に影響を及ぼす可能性があるため、代表者だけではなく他の共有者も税金の支払いを行う必要があります。

2.共有者間の責任問題

固定資産税の延滞が生じた場合、その責任はどのように分担されるのかが問題となります。
特に共有者が多い場合、誰がどれだけの責任を負うのかが不明確になり、解決が難しくなってしまうのです。
延滞税を避けるのが1番の解決策ですが、このような状況になったときの責任の所在について事前に共有者間での合意を得ておく必要があります。

3.立替払いの問題点

共有者が多いと、立替払いした分を後で請求するのも大変です。
その結果、延滞が長期化してしまう恐れがあります。
立替払いの際には、その後の請求方法や期限を明確にしておくことが重要です。

4.共有者の死亡とその影響

共有名義人が死亡した場合、その持分は相続人に移ります。
この過程で、固定資産税の支払いが滞る可能性があります。
相続が発生した場合は、新たな共有者と早急に連絡を取り、税金の支払い方法を確認しておきましょう。

まとめ

共有名義での固定資産税の支払いの際は、代表者の選定、税額の確認方法、そして延滞税や共有者間の責任問題など多くのポイントが存在します。
以上のポイントをしっかりと理解し、事前に対策を講じることで、安心して財産を管理できます。
共有名義の不動産の取り扱いについてお悩みの方は、当社にお気軽にご相談ください。

編集者

【監修】共有持分サポート
【監修】共有持分サポート
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