共有持分(共有名義)の不動産トラブルで
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COLUMN

  • 不動産の共有持分を売却したいけど相場ってどのくらい?高額査定につなげるコツとは

共有不動産の売却を検討している方の中には、共有持分の売却相場がどれくらいなのか、不安に感じている方もいるかもしれません。

そこで、今回の記事では、共有持分の売却相場が市場価格より低くなる理由を解説し、高額査定につなげるためのポイントをご紹介します。

共有持分の売却相場ってどのくらい?

共有持分の売却相場は、市場価格より低くなりやすい傾向があります。
ここでは、共有持分の売却相場がどのようにして決まるのかについて、買取会社による買取と共有者による買取の2種類をご説明します。

1:買取会社による買取

共有持分は、不動産全体の所有権の一部であり、その不動産を活用するには、他の共有者の同意が必要となります。
例えば、共有不動産を賃貸に出したい場合でも、他の共有者全員の同意を得なければ、賃貸契約を結べません。

また、共有不動産を売却する場合にも、他の共有者全員の同意を得なければ、売却することはできません。

このように、共有持分は、他の共有者との関係性に左右されるため、買取側にとって大きなリスクとなり、買取会社側は、このリスクを考慮して、買取価格を決定します。
そのため、共有持分の売却相場は、市場価格よりも低くなることが多いのです。

3:共有者への売却と第三者への売却

共有持分を他の共有者に売却する場合、その共有者は自身の持分を増やせるため、市場価格に近い金額での買取が期待できます。

しかし、他の共有者との間にトラブルがある場合や、持分を買い取る財力を持つ共有者がいない場合は、共有者への売却は困難です。

一方、第三者に売却する場合、共有持分だけを買い取ることをためらうことも多く、市場価格の3〜6割程度になるケースも少なくありません。

共有持分を高額で売却したいなら査定のポイントを押さえよう!

共有持分を高く売却するためには、物件の価値を最大限に引き出せるように、査定のポイントを押さえましょう。

1:物件の所在地

物件の所在地は、不動産価値を評価する上で最も重要な要素の1つです。
人口数の多い都心部や開発が見込まれるエリアであれば、評価が高くなる傾向があります。

一方、過疎化が進む地方や嫌悪施設が隣接している場合は、評価が低くなる可能性があります。

2:交通アクセス

交通アクセスも、不動産価値を評価する上で重要な要素です。
駅からの距離や、バス路線などの公共交通機関の利便性によって、評価が変わります。

3:物件の情報

物件の築年数・構造・面積・間取りなどの情報は、不動産価値を評価する上で重要な要素です。
築年数が浅い物件や、耐用年数の長い鉄筋コンクリート造の物件は、高額査定が見込めます。

また、面積が広く、使いやすい間取りの物件も、高額査定される傾向が高いです。
ただし、マンションの場合は、階数や方角も評価に影響します。

4:持分の割合

共有持分の売却査定では、持分割合も重要な要素に含まれます。
持分割合が高いほど、売却価格が高くなる傾向があります。

まとめ

共有持分の売却相場は、市場価格よりも低くなる傾向があります。
これは、共有持分だけを買い取る行為には、買取会社側にとって大きなリスクが伴うためです。
高額売却を実現するためには、物件の価値を最大限に引き出せるように、査定のポイントを押さえ、適切な売却方法を選択することが重要です。

編集者

【監修】共有持分サポート
【監修】共有持分サポート
不動産の共有名義による「相続」「離婚」「相続後」などの親族間トラブルを抱えている方は共有持分サポートへ。当社では弁護士、司法書士、不動産鑑定士、税理士などの専門分野のスタッフが共同で問題解決のために取り組むことで、素早い対応が可能となっております。
本社を置く大阪だけではなく、全国エリアをカバーしており、これまでも遠方にお住まいのお客様の問題解決を数多く対応させていただいた実績がございますので、どなたでもお気軽にご相談下さい。

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